毎朝、世界の株価がどのように動いたのかをチェックすることから一日をはじめます。トレンドフォローを基本戦略とする者にとって、全体の動向を見ることは非常に重要なことだと思っています。
投資している銘柄のセクターが良好でありかつ全体が良好であるとき、トレンドフォロー戦略は最もよいパフォーマンスを上げる可能性が高いからです。
また、この全体を俯瞰する作業というのは、「株価ニュースを見る→起こった事実を知る→株価を見て納得する」というのではなく、「株価を見る→起こっ事実を知る→株価ニュースを見て事実認識との違いを明確にする」ということでなければならないと思います。ニュースはある人の主観が多分に入る余地があり、記事になった時点で事実が歪曲されている可能性があるとみるべきです。自分の主観にも気をつけなければなりませんが、まずは他人の主観を排除することで、客観的な事実認識が可能になると思っています。
このような作業を繰り返すことによって、全体の株価が自然に俯瞰できるようになるのだと思います。私はこれをトヨタのカンバン方式にならって
株価を見える化する作業と名づけました。もし自分の現在のポートフォリオが見える化した株価の全体方向と異なる結果になるなら、そのポートフォリオは
カイゼンが必要かもしれません。
そのようなことを考えていたら最近、頭の中の見える化した株価のイメージがそのまま表現されたような米国のWebサイトを見つけました。株価の動きを色づけしたヒートマップで表現しているサイトです。下写真はS&P500種銘柄の今日1日のパフォーマンスですが、セクターごとに分類されているので、個別銘柄の業種がわからなくてもその日、どのセクターが強くまた弱かったかが一目でわかるようになっています。銘柄の大きさは、時価総額なのか取引量なのかいまいちわかりませんが、いずれにしても影響力の大きさを表しています。
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世界地図上に配置された各地域のADRの株価を見ることもできます。これとは別の
世界ETF版を合わせてみるとより全体の動向がわかるかもしれません。
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表示できるのは、1日のパフォーマンスのほか3ヶ月や1年といったより長い期間のパフォーマンスやP/EやP/Bなどの財務指標、ショートの積み上がりなども表示できます。いろいろいじってみるだけでも楽しいですから、一度試してみてください。